じちょおのyASu(6)
2008-11- 4 (Tue)
今月は、若い頃の現場での失敗談(と言うか受難?)をお話します。
市街地では、昔のように杭(くい)をガンガン叩いて騒音を出す事が規制されています。
そこで、スクリューのお化けのような機械(オーガー)で、先に土に穴を開けます。その穴に、電柱のような杭をそっと落とし込むことで、静かに行う方法が多く使われています。
少し大きめに開けた穴に杭を入れると言うと、あまりしっかり地盤に刺さっていなくて弱い感じがすると思います。そこで、杭と一緒にセメントをミルク状にした液体を流し込みます。そのセメントがすき間を埋めて固まると、杭がしっかり地盤に固定され、必要な強度が出るしくみになっています。
話しは、この工法に初めて一人で工事の監理者として立ち会った時のことです。
さきほどのセメントミルクが、ホースを伝わって、貯蔵タンクから杭打機へと大量に流れて行くのですが、そのホースの一部があろうことか破れ、ミルク状のセメントがシューっと音をたてて噴き出しました。私は、最初なにが起きたかわからず、空を見上げたときには、すでに一面真っ黒になっていました。誰かが「逃げろ!」と叫んだとき、なぜか私だけ現場の人たちとは反対方向に走り出しました…。
ご想像どおり、そこにはヘルメットの上からセメントまみれになった勘の悪い私だけが立っていました。
本来なら現場の人や私が器具の点検を行ったうえで施工を行わなければならないのですが…。まわりの職人さん達は平謝りでしたが、内心はさぞ愉快だったろうと思います。若い私は、現場の洗礼を受けたような情けない気持ちでした。それからは、なるべく遠巻きに眺めるようにしています。ちなみに、服に付いたセメントは普通のクリーニングできれいに落ちました。
市街地では、昔のように杭(くい)をガンガン叩いて騒音を出す事が規制されています。
そこで、スクリューのお化けのような機械(オーガー)で、先に土に穴を開けます。その穴に、電柱のような杭をそっと落とし込むことで、静かに行う方法が多く使われています。
少し大きめに開けた穴に杭を入れると言うと、あまりしっかり地盤に刺さっていなくて弱い感じがすると思います。そこで、杭と一緒にセメントをミルク状にした液体を流し込みます。そのセメントがすき間を埋めて固まると、杭がしっかり地盤に固定され、必要な強度が出るしくみになっています。
話しは、この工法に初めて一人で工事の監理者として立ち会った時のことです。
さきほどのセメントミルクが、ホースを伝わって、貯蔵タンクから杭打機へと大量に流れて行くのですが、そのホースの一部があろうことか破れ、ミルク状のセメントがシューっと音をたてて噴き出しました。私は、最初なにが起きたかわからず、空を見上げたときには、すでに一面真っ黒になっていました。誰かが「逃げろ!」と叫んだとき、なぜか私だけ現場の人たちとは反対方向に走り出しました…。
ご想像どおり、そこにはヘルメットの上からセメントまみれになった勘の悪い私だけが立っていました。
本来なら現場の人や私が器具の点検を行ったうえで施工を行わなければならないのですが…。まわりの職人さん達は平謝りでしたが、内心はさぞ愉快だったろうと思います。若い私は、現場の洗礼を受けたような情けない気持ちでした。それからは、なるべく遠巻きに眺めるようにしています。ちなみに、服に付いたセメントは普通のクリーニングできれいに落ちました。



