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西村建築設計事務所・スタッフブログ

じちょおのyASu(13)

2009-08- 3 (Mon)

前回は建築基準法上で制限されてるドアの開け方の話しをしました。
今回は法律からは離れますが特殊な仕組みのドアの話しをしようと思います。

たまに、回転ドア式の建物に出くわすことがあるかと思いますが、手で押す式はほとんど無く、最近の建物で使われる場合は、大きな直径の自動式のものが多いのではないでしょうか?
何年か前に六本木ヒルズで事故があったのを記憶している人もいるかと思います。今では改修されたようですが…。
回転ドアは入る時、緊張してタイミングを計り、いざ入ったはいいがもどかしいほどゆっくりと回ります。
一見、面白いけど印象としてはあまり良く思っていない、せっかちな人が多いのではないでしょうか。

では、この回転ドアがなぜ採用されるのか、ひとつは、大勢のせっかちな人間のスピードコントロールです。
そして、意外と知られていない理由のひとつに外気が直接吹き込まない『絶対的な風除の役目』をしているというのがあります。
ビルには、ここ北海道などの寒冷地に限らず、たいてい玄関口にドアが2回ある「風除室」と言われる部分を設けます。
このような自動ドアだと通り過ぎても2枚ともなかなか閉まらなかったり、何人かが一度に交差するときも開いたままになる状態が避けられません。
しかし、回転ドアの場合は、絶対、冬の寒気や夏の熱気が一気に吹き込まず、建物内の空調を安定させられる構造になっています。

えっ、ホントかなと思う人は近くの回転ドアがあるビルで仕組みを調べてみてください。ただ、あんまりじっくり見過ぎて挟まれないように…。
西村建築設計事務所

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